2023/02/20 10:00
大人の時間、白秋の季節。ドクターマーチンのある暮らし。
みなさま、こんにちは。相変わらず寒さが身に染みる時期が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
年齢を重ねると自分の子供の頃や若かった時とは段々傾向や好みが変わっていく事ってありますよね。物事の考え方やスタンス、食の好みまでそれは人によって様々。そして「装い」もまたしかり。
若い頃、お洒落というものに目覚めてから一通り様々なスタイルを経験してきたと思います。地味な色から比較的鮮やかな色、身丈の長短、トラッドだったりカジュアルだったり・・・一つのスタイルを長く愛着を持って続けていく事に憧れながらも、年齢を重ねるたび毎に好みは変わり、捨てては買い、の繰り返しでした。現在私も50歳代になりましたが、それに相応しいもの・似合うものを欲するのは自然なことなのだろうと思っています。
ですが、そんな変遷を経た私のスタイルの中でも唯一の例外となるアイテムがあります。それは若い頃に初めて手に入れてから、常に変わらず、私のお気に入りとして現在まで活躍してくれているものです。それは英国の皮革靴ブランド「ドクターマーチン」。これが時代を越えた、私の中の「定番」アイテムなのです。
1947年にロンドンカムデンタウンで創業したドクターマーチンは1690年代後半から1970年代中頃にかけてスキンヘッドやパンクロッカーなどのサブカルチャー愛用されていました。編上げのホールや厚底のソールは憧れの対象でした。
このソールの大きな特徴はクッション性に大変優れており長時間歩いても足裏が疲れにくいのが大変気に入っています。一度でも履いてみたことがある方なら、きっとお分かりいただけるのではないでしょうか。勿論これからも、ずっと年齢を重ねても、私はドクターマーチンを履き続けることでしょう。
年齢に相応しいもの・似合うものを求め、「新たな好きなもの」に出会い、自分を再発見することはとても素晴らしいことだと思います。そして一方、自分の中でいつまでも変わらない「やっぱり好きなもの」、今まで気付けずにいたけれと「これが好きだったんだ」というもの、時代や年齢に関係なくあなたの傍で活躍してくれる「定番」的なものを見つけて自分をの好み・スタイルを確立することも、これまた素敵なことではないでしょうか。
当ショップで取り扱っている食器類もまたしかり。見つかるのはあなたの「新しい好きなもの」?それとも「やっぱり好きなもの」?。好きなもの探しのお手伝いになれば幸いです。